理学療法士が術後のリハビリ経過を丁寧に説明し
不安を取り除きながら、日常生活を想定したリハビリを実施します
患者様と理学療法士が、社会復帰やもとの日常生活への早期回復といった共通の目標を持ち、
新たな生活への一歩を踏み出せるリハビリテーションを心がけています。
経過の上で出てくる痛みや不安に対して、スタッフ一同が解消に向けてサポートいたします。
Rehabilitation in our clinic 当クリニックでのリハビリ
関節痛あるいは腰痛が出現した場合、周囲の筋肉は痛みで硬くなっていることが多いです。この筋肉の硬さはさらに関節痛や腰痛を増強します。そのため、硬い筋肉に対する運動療法はとても大切です。また、骨折や脱臼あるいは手術後で、周囲の筋力が著しく低下した場合も、その治癒過程において四肢の痛みが増強します。このような場合も関節周囲の筋力訓練やストレッチが重要となります。
特に整形外科的な手術を経た患者様は手術部の痛みも強く、不安が大きいかと思われます。これに対し、経験豊かな理学療法士が術後の経過を丁寧に説明しながら緊張した筋肉をほぐし、ゆっくりと関節運動、起き上がり練習、歩行練習を実施します。退院後の日常生活を想定したリハビリを実施し、退院後の不安を解消するよう努めます。
運動療法の役割
若年者の関節痛は、骨成長に筋肉の成長が追い付いていないことが一因といわれます。このため硬い筋肉の引っ張る力により骨の成長軟骨部分に障害を引き起こすことがあります。このような場合にも運動療法は重要です。
また、骨粗鬆症が関与する脊椎圧迫骨折後も、しばしば頑固な腰痛が出現します。この一因として圧迫骨折に伴う姿勢の悪化が考えられます。姿勢の悪化は傍脊柱筋の緊張を高め、腰痛のさらなる悪化を引き起こします。これに対しても運動療法は非常に重要な役割を担います。